1日待つことで得られる平穏

この「1日待つ」ということで得られる最大のものは、「平穏」でしょうね。

葬儀で、よく聞かれるのが慌ただしすぎて、故人と最期のお別れがゆっくりとできなかった…ということです。
しかし、ちょっと「1日」待つことで、その日、1日は故人とゆっくり向き合うことができます。

しかも、会社勤めの方なら、その日は会社に行き、翌日から2~3日休むことにすれば、 引き継ぎなどもスムースに運ぶでしょう。

この「1日待つ」のポイントは、とりあえずその日は待つことにし、翌日、 改めて関係者(親類や近所の人たち)に集まって もらう段取りを決めておくことです。
何も手筈ができていないと、周囲の人たちも混乱するでしょうが、「明日の朝、9時に集合してください」というように しておけば、問題はありません。

従来の通夜・葬儀はとても慌ただしく、過ぎていきます。
本当の身内だけで故人を送る初日のことを、本当の「通夜」というのではないでしょうか。
形式としての通夜は、もう1日ずれたところで、何ら問題はありません。

【しなきゃ、やらなきゃと言っていた朝と、したい、やってあげたいと言い出している今。】

そうなんですよね。葬儀はするものではなくて、やってあげたいものなんですよね、本来。

と、喪家にとって、良い提案をして帰ってきた川島さんですが、案の定…

【「1日よく考えろって言って帰ってきた?ばかなんじゃないか、お前」
「もがり典礼」では、森下部長にげきを飛ばされるまどかの姿があった。】

やはり、上司に怒られています。営業に行って、買い手が必要なのをわかっていながら、ちょっと考えてみては?などと 言っては、どこの会社でも怒られるでしょうね。
この場合は、「檄を飛ばす」とは言わないでしょう…。

※檄を飛ばす
自分の主張や考えを広く人々に知らせる。また、それによって人々に決起を促したりする。
[補説]誤用が定着して「がんばれと励ます」「激励する文書を送る」という意味でも用いられる。

文化庁が発表した平成19年度「国語に関する世論調査」では、本来の意味である 「自分の主張や考えを、広く人々に知らせて同意を求めること」で使う人が19.3パーセント、 間違った意味「元気のない者に刺激を与えて活気づけること」で使う人が72.9パーセントという逆転した結果が出ている。
goo辞書 より
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/67451/m0u/

と、これを読むと私も誤用の方で覚えていました(汗)。。。

【「もっと焦らせて、もうウチしかない!って気持ちにさせろ。お前、来月で会社辞めるんだよな?だからって弛むんじゃねよ、だらしない」】

まぁ、これが葬儀業界にかかわらず、一般的な商売の基本的な考えでしょうね。

とくに葬儀においては、その単価が大きいので、仕事を1件でもロスするのは大きいでしょう。
また、葬儀の仕事の難しさは、その内容よりも受注にあります。ですから、どの葬儀社も広告宣伝に力を入れているのです。

そして、当たり前ですが、葬儀の仕事がなければ、いくら高単価の商売といえども、1円の売り上げもないことになります。
葬祭業は、ハイリスク&ハイリターンの商売でもあるのです。

ちょっと待ってて葬のまとめとポイント
まとめとポイント


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